当社のエンジニアが御社の現場に入り、いま手作業のままの業務を、AIで動く形にします。 土台になるのが AIGIS SHIELD です。機密情報の検出と置換、監査ログ、権限管理を備えたAIガバナンス基盤で、 認証も統制も基盤側にあるため、私たちは業務そのものの作り込みに時間を使えます。
基盤が何をしているか。実際の動きでご覧ください。
同じ語には同じタグを再利用するため、AIは文脈を保ったまま回答できます。
Why now
クラウドLLMをそのまま使えば、何が外に出たのか誰にも分かりません。 かといって禁止すれば、社員は個人のアカウントで使い続けます。 そして統制だけを整えても、多くの現場では「チャットが使えるようになっただけ」で止まります。
顧客名、単価、図面、ソースコード。AIに任せたい仕事ほど機密を含みます。伏せて使うと実務では役に立たず、使われなくなります。
チャットの入り口を用意しても、何にどう使うかは現場任せ。結局これまでどおりの手順に戻り、投資だけが残ります。
業務に合わせて作り込むには、業務理解とエンジニアリングの両方が要ります。その人材の採用と育成には時間がかかります。
国内でも、経済産業省・総務省の「AI事業者ガイドライン」や2025年成立のAI推進法により、 社内でのAI利用ルールの整備が求められる段階に入りました。EU AI Act も2026年8月から適用が広がります。 大手企業は自社基盤でこれに対応していますが、同じ規模の投資を前提としない選択肢が必要です。
How we work
大きな構想から入ると、検討が長引き、動くものが出ないまま終わります。 当社は逆から進めます。実際に時間を食っている業務を1つ選び、そこを動く形にしてから広げます。
当社のエンジニアが現場に入り、いまの手順を実際に見せていただきます。どの業務が何時間かかっていて、そのうちどこがAIで置き換わるのか、どの機密がどこで発生するのかを洗い出します。
期間の目安は2〜3週間。定額でお受けします。
選んだ1業務を、AIGIS SHIELD の上で動く形にします。機密情報の置換、権限、監査ログは基盤側にすでにあるため、作るのは業務のロジックだけ。短い期間で、実際に現場が使えるものが出ます。
既存の基幹システムや社内DBとの接続も、この段階で行います。
1つ目で効果が確認できたら、隣の業務へ、他の部門へと広げます。同じ基盤の上に積み上がるので、2つ目以降は速くなります。ご希望があれば、御社の担当者が自分で作れるところまで引き継ぎます。
当社は受託開発と客先常駐を本業としてきました。常駐での伴走も可能です。
アセスメントだけでお引き取りいただいても構いません。その場合も、洗い出した結果と試算はそのままお渡しします。
What we build
入力の様式が決まっている書類の作成、社内システムへの問い合わせ、繰り返し発生する定型作業。 こうした業務は、業務ロジックさえ作れば動く形にできます。以下は実装の一例です。
いま 過去の見積を Excel から探し、コピーして数字を直しています。
これから 「A社向けに、前回と同じ条件で」と伝えるだけ。顧客名や単価は社内に残したまま作れます。
いま 過去のやりとりを探し、担当者が文面を一から書いています。
これから 対応履歴をもとに下書きを作成。担当者は内容を確認して送るだけです。
いま 紙と PDF を1枚ずつ目視で照合しています。
これから 文書読み取りが数字を取り出し、差異のある行だけを一覧にします。
いま どのファイルに書いてあるか分からず、詳しい人に聞いています。
これから 「出張費の精算期限は?」と聞けば、根拠の箇所を示して答えます。
※ 削減時間は同種業務での想定値です。実際の効果はアセスメントで御社の業務を計測したうえでお示しします。
The platform
AIGIS SHIELD は、社内ネットワークとクラウドLLMの間に置く中継アプライアンスです。 送信内容をリアルタイムに解析し、機密情報をプレースホルダーへ置き換えてからLLMへ中継します。 応答が返るときは自動で元の値に戻すため、利用者は保護を意識せずに使えます。 置換前の値に戻すための対応表は、アプライアンスの中に留まります。
ブラウザ / VS Code / 業務アプリ。普段どおりに使うだけで、通信は自動的にアプライアンスを経由します。
監査ログ、コスト、ポリシーを一つの画面で確認します。監査画面での復元も、この内側で行われます。
通信を終端して内容を検査します。インスペクション用のCA証明書と秘密鍵は、アプライアンス内で生成・保管します。
NER・正規表現・辞書照合の3方式と信頼度フィルタで検出。添付ファイルはOCRとOffice文書解析まで行います。
置換タグと実際の値の対応表です。この対応表は境界の外へ送信しません。復元できるのは、この対応表を持つ社内のアプライアンスだけです。
ツールの実行はすべてこの内側で行われます。LLMには置換済みのスクリプトのみを生成させ、実際の値を入れるのは社内での実行時だけ。当社が作る御社専用ツールも、この領域で動きます。
プロンプトの組み立て、会話履歴、自動要約、コスト集計を担います。ここに保存される会話は、すべて置換済みの状態です。アプライアンスが故障しても会話が失われないよう、履歴はこちらで保持します。
接続先は Amazon Bedrock / Azure OpenAI Service ほか。貴社が契約済みのLLMをそのまま使う BYO-LLM と、当社の契約で利用する LLM込み(従量課金) から選べます。入力が学習に使われない条件は、各クラウドとの契約で担保されます。
「クラウドが安全だから大丈夫」でも「マスキングすれば大丈夫」でもありません。性質の違う二つを重ねます。
ISMAP は、政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドをあらかじめ評価・登録する制度です。政府情報システムの調達では、原則としてこのリストから選ぶことが求められます。
Amazon Bedrock、Azure OpenAI Service は、各クラウド事業者の ISMAP 登録における言明対象範囲に含まれています。生成AI開発基盤が言明対象範囲に含まれている場合、その上で動く個々のモデルは個別の ISMAP 登録を要しない、という整理が示されています。
入力が学習に使われないことは、各クラウドとの利用契約で担保されます。
制度と契約が守るのは、クラウド事業者の責任範囲の内側です。プロンプトに何を書くかは、そこには含まれません。設定の誤り、権限の付け違い、退職者のアカウント、外部サービスへの誤送信。実データを送っていなければ、そもそも起きない事故があります。
クラウド側の安全性は、制度と契約が担保するものです。当社が自ら担保できるのは、この二層目だけです。だから、ここは設計で徹底しています。置換に失敗した場合は、送信しません。
検出は完全ではありません。だからこそ、置換処理に失敗した場合は外部へ送信しない設計にしています。 構成の詳細、データの保存先とリージョン、保持期間、削除の手順については、 個人情報の委託先としてご確認いただける資料をご用意しています。
Features
以下は基盤に標準で備わる機能です。実装のたびに作り直す必要はありません。
機密情報を自動で検出し、置換します。同じ会話の中では同じ語に同じタグを割り当てるため、AIは文脈を保ったまま回答できます。検出ルールは管理画面から変更でき、再デプロイは不要です。
送信先のモデル、送信内容、呼び出したツールを記録します。監査画面では復元した内容も確認できます。復元はアプライアンス内で行われ、CSVで書き出せます。
部署・役職・プロジェクトの単位で、使えるモデルと利用ルールを管理します。全社で一つのルールを適用することも、部門ごとに変えることもできます。
トークンと費用をリアルタイムに集計します。予算の超過が近づいたときのアラート、上限に達したときの利用停止も設定できます。要約やタイトル生成の呼び出しも記録に含まれます。
会話が長くなると履歴の送信でトークンが膨らみます。一定のターン数を超えた時点で過去のやりとりを要約し、文脈を保ったまま入力を圧縮します。
当社が実装するツールも、社内システムや MCP 対応の SaaS も、管理画面から登録して同じ統制下で動かせます。誰がいつ呼び出したかは監査ログに残り、認証情報はアプライアンス内で管理します。
Built-in tools
「調べる・作る・探す・読む」の基本動作は、標準アプリとして同梱済みです。 御社専用ツールは、この上に業務のロジックを載せる形で作ります。 実行はすべてアプライアンス内の専用領域で行われ、呼び出しの履歴は監査ログに残ります。
天気・ニュース・製品情報などをネット検索し、その結果をもとに回答します。学習データにない「いまの情報」に対応できます。ご利用には BRAVE Search API の契約が別途必要です。
PowerPoint・Word・Excel ファイルを生成し、ダウンロードリンクを提供します。「この内容で議事録を Word に」がそのまま形になります。
大量のファイルの中から必要なものを探します。ZIPの圧縮・解凍、ファイル検索(find)、文字列検索(grep)に対応。サンドボックス内の指定フォルダだけを対象に実行します。
Word・Excel・PDF から文字を取り出し、AIが読める形にします。紙をスキャンした画像や PDF からも、OCR で文字を読み取れます。
動画・音声のメタデータ取得、音声の抽出、フレーム画像の切り出し、区間の切り出しに対応します。画像のリサイズとフォーマット変換も行えます。動画の内容を解析させることもできます。
御社の業務に合わせたツールを、当社のエンジニアが設計・開発します。認証・権限・監査・置換は基盤側にあるため、業務のロジックだけを作れば動きます。
Roadmap
基盤は開発を継続しています。現時点で何ができ、何がこれからなのかを明記します。
テキストでの対話、機密情報の検出と置換、応答時の復元、監査ログ、ポリシー制御、コスト管理、会話の自動要約。ストリーミング応答と会話履歴に対応しています。
管理画面からのツール登録と実行記録、サンドボックス実行環境。情報検索・Office生成・ファイル操作・文書読み取り・メディア処理の5アプリを標準で同梱します。御社専用ツールの実装も、この基盤の上で行います。
利用者の手元の環境とアプライアンスを安全につなぐ仕組みです。ローカルのフォルダやリポジトリを、外へアップロードすることなくAIの作業対象にできます。あわせて VS Code 拡張を提供し、コードの生成・修正・レビューをエディタの中で完結させます。監査ログと機密情報の置換を効かせたまま、エディタ内での開発支援を実現します。
LocalBridge を土台に、社内で動かすLLMを接続先として選べるようにします。用途に応じてクラウドと社内のモデルを使い分け、外部へ一切出せない業務にも同じ統制のまま対応します。
Screens
※ 画面は開発中のものです。仕様・デザインは変更となる場合があります。
Who it's for
2〜3週間の定額。現場での聞き取り、業務の計測、自動化候補の洗い出しと試算まで。ここで終了されても、成果物はお渡しします。
対象業務ごとに個別お見積り。1業務単位で区切って進めるため、最初から大きな予算を確保していただく必要はありません。
初期導入費用(設置・初期設定・検出ルールのチューニング・管理者研修)と、ユーザー数に応じた月額。標準5アプリ、監査ログの保管、平日サポートを含みます。
③には AI 利用料が加わります。既存のクラウド契約をそのまま使う BYO-LLM なら、当社へのお支払いは発生しません。当社の契約で利用する LLM込み の場合は、使った分だけの従量課金です。予算超過のアラートと、上限に達したときの自動停止も設定できます。
具体的な金額、PoC、導入スケジュールについてはお問い合わせください。
About us
フォレステックは受託開発とITインフラ構築を本業としてきました。 お客様の現場に入り、業務を聞き、動くものにして引き渡す。AIGIS SHIELD は、その仕事の中で見えてきた課題から生まれています。
認証の詳細は 会社案内ページ をご覧ください。 情報セキュリティチェックシートへのご回答、個人情報の委託先としての確認資料もご用意しています。
Contact
「AIで何ができるか分からない」の段階からで構いません。業務を1つ挙げていただければ、実現できるかどうかを具体的にお答えします。 資料請求、PoC、展示会でのデモのご依頼もこちらから。
TEL 03-6666-9846(平日 9:00〜18:00)